カナダのコンビニエンスストア大手アリマンタシォン・クシュタールが、セブン&アイ・ホールディングス<3382>の買収を断念した。今や大都市はもちろん全国で生活インフラとなっているコンビニ最大手に対して海外勢から買収の手が伸びたことで、国内に衝撃が走った。提案から撤回までの1年間、両社はどのように動いたのかを振り返る。
クシュタールは、2024年7月にセブン&アイに対して買収を提案した。提案時の為替レートでは1株あたり約2200円となり、買収総額は6兆円規模...
廃棄物処理大手の大栄環境は、M&Aによる事業エリアの拡大を促進する。これまでもM&Aとオーガニック(内部の経営資源)の両輪で成長してきたが、今後3年間は100億円を投じ、M&Aを一層積極化する。
今治造船がジャパン・マリン・ユナイテッド(JMU)を子会社化する。これにより、建造能力と技術力で世界と戦える可能性を高めた。世界の造船業界の「台風の目」となった今治造船。40年にもわたる「国内造船氷河期」の下で、同社が成長できた理由は何か?
OpenAIとマイクロソフトのAI提携に亀裂が広がっている。OpenAIは営利転換とIPOを目指すがマイクロソフトとの交渉は難航している。両社はIPO後の知財や株式比率などで対立。「オープンイノベーション最大の成功事例」だった両社の行方は?
京都北白川ラーメン魁力屋を運営する魁力屋が、初の企業買収に踏み切った。同社は2025年9月までに「肉そばけいすけ」「札幌みその一期一会」などのラーメン店を展開するグランキュイジーヌを子会社化する。