電子書籍取次国内最大手のメディアドゥ<3678>は、事業領域の拡大を狙いにM&Aを積極化する。
同社では電子書籍流通業界は、コロナ禍による巣ごもり需要で急拡大を遂げてきたが、今後は成長率が鈍化し、生き残りをかけた方針転換が迫られるとの認識を持つ。
このため今後5年間(2026年2月期~2030年2月期)にM&Aなどに110億円以上を投じ、新たな事業の創出に力を入れることにした...
「価格.com」「食べログ」「求人ボックス」などを運営するカカクコムは、これまで比較検討が中止だった事業内容を、決済なども行える「予約・決済」事業や、自らが実際にサービスを提供する「サービス提供者」事業にまで領域を拡大する。
東宝は今後3年間に、コンテンツ・IP領域でM&Aなどに1000億円を投じる。「アニメを成長ドライバーにし、デジタルの力で時間、空間、言語を超え、海外での飛躍的成長を実現する」との目標に沿ったものだ。
積水ハウスは、戸建住宅事業を手がける米国のM.D.C. Holdingsの子会社化効果で2025年1月期に大幅な営業増益となったものの、2026年1月期第1四半期は一転、15%を超える営業減益を余儀なくされた。
ニデックによる同意なき買収を回避した牧野フライス製作所に買収話が再浮上した。今度の相手はアジア系投資ファンドのMBKパートナーズで、TOBに向けて交渉が始まっている。ニデックは事業拡大のための買収だったが、ファンドであるMBKの狙いは何か?