印刷大手の大日本印刷<7912>が企業買収にアクセルを踏み込んでいる。同社は2025年7月に、今年3件目となる企業買収に踏み切る。
2010年以降の同社の主な案件を見ると2010年、2019年、2020年にそれぞれ1件ずつ、2023年に2件、2024年1件だったのが、2025年は半年ほどで3件に達しているのだ...
三菱地所は2025年6月12日に、英国の不動産ファンド運用会社のPatron Capital Partnersを子会社化することを決めた。不動産投資マネジメント事業のグローバルプラットフォーム(基盤)の発展を目指す方針だ。
ラーメン店をめぐるM&Aが活発だ。2025年に入り、外食・フードサービス業を対象とするM&Aは18件(適時開示ベース、6月13日時点)を数えるが、その3分の1の6件をラーメン店で占め、さながら“ホットコーナー”の様相を呈する。
スポーツクラブ大手4社の2025年3月期決算はそろって増収となった。本業のもうけを示す営業利益はルネサンス、コナミスポーツが増益に対し、セントラルスポーツ、ティップネスは減益と明暗が分かれた。ルネサンスは買収した旧東急スポーツオアシスの買収が寄与し、初の売上高トップに立った。
芝浦電子をめぐる台湾電子部品大手のヤゲオと精密部品大手のミネベアミツミの買収戦が中盤を迎えた。同意なき買収に打って出たヤゲオだが、同社が提示した買付価格はミネベアミツミを800円上回っており、ここまで有利に戦いを進めている。一方、友好的買収者として名乗りを上げたミネベアミツミは劣勢をどう跳ね返すのか。