国内造船首位の今治造船(愛媛県今治市)がジャパン・マリン・ユナイテッド(JMU)の株式60%を取得し、子会社化する。これにより、今治造船は国内造船業界で圧倒的なシェアを持つことになる。建造能力と技術力で世界と戦える可能性を高めた。今や国内はおろか、世界の造船業界の「台風の目」となった今治造船。しかし、日本の造船業界が世界一だった「全盛期」には、無名の一造船所にすぎなかった...
米プライベート・エクイティのベインキャピタルが、2017年に約1517億円で買収した国内広告代理店4位のADKホールディングス(旧アサツー ディ・ケイ)を約750億円で売却した。買収額の半額での売却だけに、失敗にも映るが、実態はどうなのか?
不動産中堅のヒューリックは、2027年12月期までにM&Aに1000億円を投じる。2024年に子会社化を発表したリソー教育、レーサムに続く、シナジーが見込まれるM&Aを実施し、収益力を強化するのが狙いだ。
中堅工作機械メーカーのエンシュウは、不振の工作機械事業で構造改革を加速する。人員の再配置や、ロボットや搬送装置などを手がける企業や事業の買収による新規事業の拡充などを進める。
映像制作を中心に、広告、放送、ライセンスビジネスなど幅広い事業を展開する東北新社は、M&Aなどの新たな成長のための投資額を大幅に増額する。今後検討・推進体制を整え、本格的に成長投資(M&A)に着手するとしている。