[東京 26日 ロイター] - 2025年上半期(1-6月)の日本企業関連のM&A(合併・買収)総額は、前年同期比3.5倍の34兆1200億円だった。上半期だけで前年通期の実績を上回り、同期間として過去最高を更新。トヨタ自動車の源流企業である豊田自動織機の非公開化やNTTによるNTTデータグループの完全子会社化など、グループ再編を伴う大型案件が総額を押し上げた。
英ロンドン証券取引所を運営するLSEGが26日公表したデータによると、1980年の集計開始以来、同期間として過去最高を記録した...
大日本印刷が企業買収にアクセルを踏み込んでいる。同社は2025年7月に、今年3件目となる企業買収に踏み切る。過去2年は年に1、2件だったが、2025年は半年ほどでこれを上回った。
3月期決算上場企業の定時株主総会がいよいよ本番を迎える。物言う株主の存在感が高まるにつれ、ガバナンス(企業統治)や資本政策、取締役の選解任をめぐる会社と株主とのせめぎ合いも増加の一途をたどる。今シーズンの注目企業をピックアップする。
酒類販売店の「なんでも酒やカクヤス」を展開するカクヤスグループは、従来の酒類の配達だけでなく、酒類と合わせてネギや豚肉などの食材などの商品を家庭や飲食店に配達するサービスに乗り出す。
ハローキティやポムポムプリンなどの人気キャラクターを抱えるサンリオは、これらIP(知的財産)に次ぐ、新たなIPの獲得や、IPを活用できるゲームの開発能力の獲得にM&Aを活用する。