不動産大手の東急不動産ホールディングス<3289>は、⻑期経営⽅針で2031年3月期の営業利益1500億円以上、当期純利益750億円以上としていた目標を、それぞれ2200億円以上、1200億円以上に引き上げた。
2026年3月期に5年前倒しで目標数値に達する見通しになったためで、今後は「GXビジネスモデルの確⽴」「グローカルビジネスの拡⼤」「広域渋⾕圏戦略の推進」の三つの重点テーマに取り組み、新たな目標の達成を目指す...
東宝は今後3年間に、コンテンツ・IP領域でM&Aなどに1000億円を投じる。「アニメを成長ドライバーにし、デジタルの力で時間、空間、言語を超え、海外での飛躍的成長を実現する」との目標に沿ったものだ。
積水ハウスは、戸建住宅事業を手がける米国のM.D.C. Holdingsの子会社化効果で2025年1月期に大幅な営業増益となったものの、2026年1月期第1四半期は一転、15%を超える営業減益を余儀なくされた。
ニデックによる同意なき買収を回避した牧野フライス製作所に買収話が再浮上した。今度の相手はアジア系投資ファンドのMBKパートナーズで、TOBに向けて交渉が始まっている。ニデックは事業拡大のための買収だったが、ファンドであるMBKの狙いは何か?
道路舗装業界でまた1社、日本道路が株式市場から「退出」することになった。清水建設が日本道路を完全子会社化し、親子上場を解消するのに伴う。業界トップのNIPPO(旧日本鋪道)は2022年、2位の前田道路は2021年にすでに上場を廃止しており、今回の日本道路を加えて上位3社が非上場となる。