マザーサン・グループのインド自動車部品大手、Samvardhana Motherson International Limited(SAMIL)は、経営再建中のマレリホールディングス(旧カルソニックカンセイ)の買収に向けて動き出した。マザーサンは、米投資ファンドのKKRが保有するマレリの株式と、みずほ銀行や国際協力銀行(JBIC)、海外ファンドなど約10社が保有するすべての債権の買い取りを調整しているという...
映像制作を中心に、広告、放送、ライセンスビジネスなど幅広い事業を展開する東北新社は、M&Aなどの新たな成長のための投資額を大幅に増額する。今後検討・推進体制を整え、本格的に成長投資(M&A)に着手するとしている。
NTTが傘下のNTTデータグループをTOBで完全子会社化する。NTTドコモに続くグループ内TOBで、分割前の「大NTT」が事実上復活する。しかし、これは「選択と集中」に逆行する動きであり、先に完全子会社化したドコモは業績不振にあえいでいる。
中堅の工作機械メーカーの高松機械工業は自動車部品加工事業から撤退する。採算が厳しく、今後の成長性も見込めないため、早期の撤退を決断した。今後、工作機械事業にリソースをシフトしていく。
医薬品卸売りの中堅企業であるバイタルケーエスケー・ホールディングスは、3PL(サードパーティーロジスティクス=荷主企業の物流業務の受託)を中心とする物流受託事業を本格展開する。