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【昭和シェル石油】出光が愛した企業の波乱万丈な「M&A遍歴」

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出光との経営統合は「ゴール」ではない

コスモエネルギーの桐山浩社長は「2大グループで寡占になるのは競争環境として正しくない。第三極としてコスモエネルギーが重要な存在になる」と独自路線の堅持をアピールする一方で、「他社と組みやすいようにホールディングス(持ち株会社)制にした」とも話しており、経営統合に向けての門戸は閉ざされていない。

コスモエネルギーの実質的な筆頭株主であるアラブ首長国連邦アブダビ政府系投資会社IPIC(国際石油投資会社)の意向次第では昭和シェル石油・出光興産連合との経営統合も不可能な話ではなさそうだ...

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