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【昭和シェル石油】出光が愛した企業の波乱万丈な「M&A遍歴」

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「国際石油メジャー発祥の地」だった日本

そこでロイヤル・ダッチが目を付けたのが、シェル・トランスポート&トレーディング・カンパニーが持つ16隻のタンカー船団だった。一方、ロシア産石油に依存していたシェルにとっても、ロイヤル・ダッチの持つ東南アジアの油田は魅力的だ。さらにスタンダード・オイルの値下げ攻勢で市場を奪われたシェルは、ロイヤル・ダッチと提携するか、それとも事業売却して石油ビジネスから撤退するかの選択を迫られていた...

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