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【大王製紙】「家庭紙の雄」が突如としてM&Aに乗り出した理由

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クロスボーダーM&Aを「2連発」

2020年2月27日、大王製紙は一転して海外でのM&Aに乗り出した。いずれも衛生用品を手がける会社だ。トルコの家庭用衛生用品メーカー、ウゼンの全株式を取得して完全子会社化すると発表。トルコにベビー用紙おむつを中心とする衛生用品の生産拠点を確保し、中東、北アフリカからロシアとその周辺への展開を視野に入れて事業拡大を目指す。

大王製紙は2017年にイスタンブールに駐在員事務所を開設。翌年からベビー用紙おむつ「GOO.N」の販売を始め、トルコ国内で一定の認知を得たことから現地生産を検討していた...

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