製紙トップの王子ホールディングス<3861>は、同6位の三菱製紙<3864>の第三者割当増資を引き受け、持分法適用会社にすると発表した。明治安田生命など三菱グループ各社が持つ株式を含めて33%を取得する。株式取得費用は100億円程度になる見込み。2018年7~12月に一連の株式取得を完了させる。

両社は2007年に資本・業務提携し、王子HDが現在、三菱製紙の株式の約2%を保有する。ノーカーボン紙や感熱紙といった情報用紙分野やバイオマス発電事業の立ち上げ(2019年7月事業開始)など事業連携を進めている。

製紙業界はデジタル化の進展などを受け、情報用紙では需要が10年間で約3割減少するなど経営環境が厳しさを増している。