しかし、イスラエル企業はなかなか手ごわい交渉相手(タフネゴシエーター)だ。「楽天時代に30~40カ国の買収にかかわったが、イスラエル企業が最も大変だった」と、平戸社長は振り返る。「自分たちの技術に絶対的な自信を持っており、買いたければ買ってくれという感じ」(平戸社長)だったそう...
ドイツのアルトマイヤー経済相が「外国企業による一部ドイツ企業の買収阻止に向けた政府の取り組みは適切だ」と明言した。ターゲットは積極的なM&Aを仕掛ける中国企業で、米英仏などの先進国も買収阻止に動いている。しかし、政府による買収阻止は問題だ。
中国企業のM&A戦略を紹介するシリーズ。今回は東芝のインドネシアにおけるテレビ工場を買収した創維数碼(スカイワース)グループを取り上げる。同社は中国3大テレビメーカーの一つに数えられる。
今回はこれまでに掲載された中国企業のM&A戦略を紹介するシリーズの記事をまとめてみたい。
『ThinkPad』とは1992年に発売されたIBM製のビジネス向けノートパソコンだ。黒いボディーに赤のトラックポイント、指にしっくりと馴染むキーボードは多くのビジネスマンに愛され続けてきた。その『ThinkPad』を買収したレノボには、いかなる勝算があったのか。