中国企業のM&A戦略を紹介するシリーズ。今回は東芝のインドネシアにおけるテレビ工場を買収したスカイワース(創維数碼)グループを取り上げる。
当初、東芝は中国国内で、現地家電メーカーのスカイワースと提携し、白物家電の生産・販売面で協業を進める計画だった。しかし、東芝は2016年、白物家電部門を美的集団(マイディア・グループ)に売却したのに伴い、スカイワースとの関係は解消された。一方、インドネシアでは東芝家電製造インドネシア社のテレビ工場をスカイワースに売却することを決定した...
今回は東芝傘下の東芝ライテックから、中国における蛍光ランプ・LED(発光ダイオード)電球などの一般用ランプ、照明器具の製造・販売事業を買収した広東省・深圳市に本社を置く「康佳(コンカ)グループ」を取り上げる。
中国企業のM&A戦略を紹介するシリーズ。今回は、比亜迪(BYD)グループを取り上げる。2010年、比亜迪(BYD)グループ傘下の比亜迪(BYD)自動車は、日本の金型大手、オギハラの工場を買収した。買収価格は公表されていない。
ユーチューブを見ることができない中国においては、数多くの動画サイトが存在する。2013年に百度は3.7億米ドル(約373億円 )でPPS影音を買収し、傘下の動画サイト「愛奇芸(iQiyi アイチーイ)」との統合を発表した。 2012年に当時最大手の優酷(youku)と土豆網(tudou)が合併するなど、業界再編の動向が注目される。
中国企業のM&A戦略について、特に日本企業と関連する部分にスポットを当てて紹介する。第4回は、ソフトバンク・グループの子会社で、クラッシュ・オブ・クラン等のゲームを提供するフィンランドの会社「スーパーセル(Supercell)」を買収した「テンセント・グループ」を取り上げる。