コーチが社名をタペストリーに変更て、ダサいなー

1941年に創業した高級革製品を製造販売しているコーチが社名をタペストリー(Tapestry)に変更すると発表しました。10月31日付けで変わります。

社名変更といえば2013年、グッチ、イヴ・サンローランなどのブランドを保有するブランドグループも、長年親しまれた「PPR(ピノー・プランタン・ルドゥート)」から「ケリング」に変更しています。

ブランド名はそのまま

社名をタペストリーに変更してもコーチブランドはそのまま残ります。

今回の変更は、コーチがこれまで買収したアパレルブランドをまとめるような形で行われます。まずは柱のブランドであるコーチ。そして2015年に買収した高級婦人靴ブランドのスチュアート・ワイツマン。

米コーチが英バーバリーの買収を検討しているってよ

2017年夏に買収した若者に人気があるアパレル雑貨ブランドのケイト・スペード。

ケイト・スペードに身売り報道。相手はコーチかマイケルコースか

この3ブランドをまとめる形で、タペストリーが誕生します。

なお、社名変更によってニューヨーク証券取引所のティッカーシンボルは「COH」から「TPR」になります。

3強に続くか

現在、有名ファションブランドは以下の3グループに分かれています。

世界1位はルイ・ヴィトンやセリーヌ、ブルガリなどを傘下に持つフランスのモエヘネシールイヴィトングループ(LVMH)。

それに続くのはグッチやボッテガ・ヴェネタ、バレンシアガを傘下に持つフランスのケリング(Kering)。

そして世界3位はスイスのリシュモン(Richemont)。傘下にはカルティエやジャガー・ルクルト、クロエなどがあります。

コーチのビクター・ルイスCEOは現在戦略の見直し行っており、ケイト・スペードやスチュアート・ワイツマンなどの買収もその一環です。

企業名主なブランド売上高*
LVMHルイ・ヴィトン、ディオール、セリーヌ、フェンディ、ロエベ、ブルガリ、ショーメ、タグ・ホイヤー、ドン・ペリニョン、モエ・シャンドンなど4兆7000億円
ケリンググッチ、イヴ・サンローラン、ボッテガ・ヴェネタ、バレンシアガ、ブシュロン、ステラ・マッカートニー、プーマなど1兆5481億円
リシュモンカルティエ、ヴァンクリーフ&アーペル、ピアジェ、クロエ、IWC、ジャガー・ルクルト、モンブランなど1兆3308億円

*売上高は「会社四季報業界地図(2018年版)」より引用

MoneYwave

コーチのチャートです。

今回の社名変更の発表を受けてなのかわかりませんが、株価は下落しました。

さて、こんな簡単に由緒あるブランド名を変えてしまうなんてどうなのでしょう。

コーチのままでよかったと思いますし、タペストリーなんて、なんかダサい。

参考資料:プレスリリース コーチ・インク、タペストリー・インク に社名を変更

*本記事は「MoneYwave(http://www.mywave.jp/)」の記事より、
M&A Online編集部にて一部表現を変えたうえで転載しております。