日本郵政からの出資、楽天にとっての「メリット」は?

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無理してでも基地局を増やさなくてはならない「事情」

それは第三者割当増資で調達した資金の使途を見れば明解だ。楽天は楽天モバイルの第4世代移動通信システム(4G)に係る基地局設備に1840億円、第5世代移動通信システム(5G)に係る基地局設備に310億円、4Gと5Gに共通の設備投資に250億円と開示している。

すでにNTTドコモ、au(KDDI)<9433>、ソフトバンク<9434>の大手3キャリアが5G投資へシフトしているのに対して、楽天モバイルの調達資金の8割近くを旧世代の4G基地局に回さざるを得ない状況だ...

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