M&A速報

日本郵政<6178>、豪物流子会社トールのエクスプレス事業を売却へ

2020/11/05

日本郵政は5日、豪物流子会社トール・ホールディングスが豪、ニュージーランドで手がける宅配便などの荷物輸送(エクスプレス)事業について、売却を検討することを決定したと発表した。日本郵政は2015年に約6200億円を投じてトールを買収したが、業績が低迷している。世界を結ぶ国際物流事業は継続する。

2020年3月期のエクスプレス事業の業績は約75億円(1億豪ドル)の営業赤字を計上。2020年4~6月期も四半期でほぼ同額の赤字に陥っている。日本郵政は事業売却のファイナンシャルアドバイザーとしてJPモルガン証券と野村証券の2社を選んだ。

追記事項

2021/04/21
譲渡先は現地の投資ファンドAllegro Funds Pty Ltd(シドニー)の傘下企業で、譲渡価額は約7億円(780万豪ドル)と発表した。2021年6月末に譲渡予定。

2021/06/18
現地当局の承認取得が最短でも7月中になると発表。譲渡は7月以降にずれ込む見通し。

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