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楽天グループ、“経済圏”はどこまで広がるか|命運を託す携帯電話事業の帰すうは?|ビジネスパーソンのための占星術

※この記事は公開から1年以上経っています。
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楽天グループの本社(東京・二子玉川)

2025年から27年にかけて転換点

ではこれから楽天グループの今後の流れを見てみようと思います。

まず、2019年に携帯サービスを開始した時期が同社にとってどのようなタイミングだったかをチェックしてみましょう。

先ほど、同社のホロスコープは水瓶座に多くの天体を集めているとお伝えしました。その水瓶座にある天体に対し、革命の天体である天王星が暴力的に繋がっている時期でした。

このような時に企業がしやすい行動は「無謀な冒険」です。

つまり、この時期に楽天グループが決断し行動したことは勝算の薄いチャレンジであった可能性があります。良いように解釈すれば、枠を超えたチャレンジができる時期と見ることもできますが、結果をみるとかなり難易度の高いチャレンジだったようです。

この一見、無謀とも見える携帯事業へのチャレンジは恐らく2024年末までは続きそうな星配置になっています。

楽天グループの本社ビル(東京・二子玉川)

サタンリターンの影響は?

事態が大きく動きそうなのが2025年頃からで、この時期は2019年の無謀なチャレンジに対する結果がでやすい時期ですが、比較的幸運です。

ただ、同時に2025年は楽天グループにとってのサタンリターン(土星回帰)の時期とも重なります。サタンリターンはこの記事で何度もお伝えしていますが、30年に1度の試練が巡って来やすい時期を言います。

つまり楽天グループにとって2025年から2027年頃までは、企業としての大きな転換点となりやすく、楽天グループの盛衰がハッキリと見えてくる時期になるのではないかと予想されます。

奇しくも、2024年から2025年は楽天グループの創業者で会長兼社長を務める三木谷浩史氏個人にとっても人生二度目のサタンリターンの時期になります。

楽天グループと三木谷氏のサタンリターンが、同社にどのような影響をもたらすのか。

サタンリターンは本来のスベキことから外れていなければ試練は起きませんが、もし本来性を見失い相応しくない企業判断をしていたならば、同社にとって辛い時期になる可能性もあります。

企業の本来性は、最初の楽天グループの特徴でもお伝えしていたような、先進性や着実性などであり、そこからの逸脱した経営判断はサタンリターンの時期に結果として出てきやすいのです。

何かと話題に上がりやすい楽天グループですが、本来の同社の恵まれた能力を最大限発揮した運営ができるかどうか、今後の展開が楽しみな企業です。

※次回公開予定は8月15日です。

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