帝国ホテル、「日本の迎賓館」としての立ち位置はどうなる?|ビジネスパーソンのための占星術

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帝国ホテル東京(東京・内幸町)…手前が本館

こんにちは、柳川隆洸です。

新月のタイミングに合わせて毎月1回、「ビジネス×占星術」の内容で連載をしています。西洋占星術では1ヶ月の始まりを新月としており、新月の星配置を見ることで1ヶ月の社会的傾向を知ることができます。

まずは先月1月3日の新月から1ヶ月の振り返りをしたいと思います。

前回の記事で1月25日頃から火星が山羊座に入ることから、国家間での争いがヒートアップする可能性をお伝えしていました。その通りに、この頃からロシアのウクライナ侵攻が懸念され始め、米国との冷戦期以来の緊張状態にあると報道されています。

また洪水や水害の可能性も示唆していましたが、トンガ沖で発生した海底火山の噴火による津波の影響が世界中に波及しました。

そんな状況での2月新月からの星の影響を見てみましょう。

3月初めまで気が抜けない状況が続く

新月は2月1日14:45です。

先ほどお伝えしました火星・山羊座の影響は3月5日まで続きますので、米国とロシアの緊張状態や中東の石油にまつわるエネルギー紛争など、引き続き注意が必要です。3月3日まで火星は破壊を意味する冥王星に接近するので、最後まで気が抜けない状況になりそうです。

紛争もさることながら、最近は南海トラフの地震も懸念されていますので、この時期は特に十分注意をしてください。

これまで逆行していた金星が順行を始めます。金星は金融などを意味しますので、新月頃から良好なニュースが流れる傾向があるかと思いますが、これも2月の後半から3月5日程度で火星・冥王星に接近しますから、2月前半の良好さから一転するようなニュースが流れる可能性があります。

2月の新月からの1ヶ月は、これまでの経験では測れないような予想外のイベントが多くなりがちですが、そんな突発的な出来事に上手く乗っていけるかというとなかなか波に乗ることが出来なくて、閉塞感も感じやすそうです。

つまり社会の流れもどちらに流れるのか予測しづらい状況になりますので、ビジネスや投資などでは影響を受けやすいでしょう。

一方で、先月から引き続き、最新技術や新アイデアなどにはかなり発展的な状況になりますので、新しい技術での活躍を求めている人、企業にとっては追い風になりやすいはずです。

【企業ピックアップ】帝国ホテル

毎月気になる企業をピックアップし、その企業の占星術的な視点からポイントをお伝えしています。今回は株式会社帝国ホテル(1887年12月14日設立、開業は1890年)をピックアップしました。

帝国ホテルは日本の迎賓館として、かの渋沢栄一(初代会長)をはじめ、明治を代表する大物財界人によって創設され、現在まで135年間存続している歴史ある企業です。

新型コロナウイルスが影響する前の財務体質は良好でしたが、コロナ危機や緊急事態宣言で甚大な影響を受け、2021年3月期の連結決算は、最終損益が143億円の上場来最大の赤字となりました。

そんな中、2021年3月に、最大2500億円を投じて旗艦ホテルの「帝国ホテル東京」(本館・タワー館、東京・内幸町)を建て替えると発表しました。3代目の現本館は1970年、タワー館は1983年に完成した建物です。、

新型コロナウイルス収束後を見据え、2036年度の完成を計画していますが、外国人観光客の動向など不透明な点がまだまだ多く、一部では懸念の声が上がっています。

そんな帝国ホテルの今後を西洋占星術を使ってチェックすることで、通常では見ることができない発見や気づきをみていきたいと思います。

旗艦ホテルの「帝国ホテル東京」…本館の建て替え時期は2031年度~2036年度

数々の「日本初」を成し遂げた歴史

まずは株式会社帝国ホテルの傾向を占星術でみてみようと思います。

同社の設立日のホロスコープを見てみると、設立当初のコンセプトに「日本の迎賓館」とあるように、「海外」を象徴する射手座に天体を多く集めています。

これは帝国ホテルの位置づけが、宿泊施設という側面よりも海外からの渡航者を最大限のサービスで迎え入れるために創設された企業であることを強く示唆しています。

加えて、獅子座にある土星が射手座の帝国ホテルにロイヤル感をプラスしつつも、近代の流行をバランス良く取り入れ成長していく企業としてのホロスコープです。

このような特徴から、これまでの帝国ホテルの歴史を振り返ると、近代国家を目指した日本の「迎賓館」の役割を担いつつも、「ランドリーサービス」や「ホテルウエディング」など、数々の「日本初」「ホテル業界初」を導入してきた実績があり、まさにホロスコープで表現されたとおりの功績と言えるでしょう。

そんな帝国ホテルも施設としての老朽化が進み、またライバルのホテルオークラ東京も建て替えを行ったこともあり、この度、建て替えを決断した形になります。

ですが、帝国ホテルが創立された当時と現在の状況はかなり変化し、海外からの渡航者の大幅な減少や日本の人口減少が見込まれ、今後も長期間にわたって宿泊客を獲得できるのかがかなり不透明です。

現在でも日本人宿泊客が40~50%程度を占めており、実は日本人宿泊客を獲得するマーケティングを行っていたと言う側面は、帝国ホテルのホロスコープに合致した活動とは言えません。

先述したとおり「日本の迎賓館」としての立ち位置こそが相応しいとしたときに、もっと海外の需要へと目を向けるべきといえるでしょう。

ですが、日本の国際的な地位は相対的に低下する中、海外からビジネスマンが大挙してやってくるという状況も想像しづらく、難しい決断を迫られている状況です。

この傾向はホテルオークラ東京も同様で、実は同ホテルも射手座を強調しており、国内需要だけでこれまで通りの発展をイメージしづらいホテルであることがわかります。

このような状況を踏まえた上で、帝国ホテルの今後の流れを見てみようと思います。

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