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楽天グループ、“経済圏”はどこまで広がるか|命運を託す携帯電話事業の帰すうは?|ビジネスパーソンのための占星術

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楽天グループの本社(東京・二子玉川)

【企業ピックアップ】楽天グループ

毎月気になる企業をピックアップし、その企業の占星術的な視点からポイントをお伝えしています。

今回は楽天グループ(1997年2月7日設立)を取り上げました。同社は1997年5月に、インターネットショッピングモール「楽天市場」を開設し、たちまち時代の寵児になりました。“楽天経済圏”という言葉に象徴されるように、銀行、証券、保険、クレジットなど生活に必要な様々なサービスを提供しています。

そんな日本有数の企業グループを誇る同社ですが、モバイル(携帯電話)事業の不振への懸念が強く、株価の下落に苦しんでいます。

2022年12月期は3728億円の最終赤字(最終赤字は4年連続)で、基地局整備にかかわる投資負担が響き、赤字幅も過去最大になりました。

設備投資で巨額の資金流出が続いているうえ、向こう5年で1兆2000億円超の社債の償還も迫っており、いよいよ本業切り売りも噂され始めてきました。

そんな楽天グループの今後を西洋占星術を使ってチェックしていきたいと思います。

楽天グループの携帯ショップ(東京・銀座で)

携帯事業は吉と出るか凶と出るか

まずは楽天グループの傾向を占星術で見てみようと思います。

前述したとおり、楽天グループの現在の苦境は携帯事業の不振にあり、株主からも携帯事業を早く手放し株価を立て直すことを求められています。

携帯事業で大きな損失を出しているわけですが、そもそも楽天グループは携帯事業をするのに相応しい企業だったのでしょうか。

同社のホロスコープを見てみると、ネットワークを意味する水瓶座に5つの天体を集中させています。

10個しかない天体の半分を水瓶座に集めていますので、携帯やインターネット、物の流通も含めネットワークを駆使した事業全般が楽天グループの得意分野であることがよく分かります。

つまり携帯事業は本来かなり得意だし、今後の可能性を感じる事業といえます。

楽天グループは2019年に、ドコモ、au、ソフトバンクに続く第4のキャリアとして携帯サービスに乗り出しました。では、同社がこの時点で携帯事業に手を出すべきだったのかというと、失敗があるとすれば時期が遅すぎた可能性は感じます。

水瓶座はネットワークの他に、「最先端」という意味があります。

2019年時点で携帯産業が時代の最先端であったならば楽天グループの能力はいかんなく発揮されたと予想されますが、2019年で携帯事業は少々今さら感があったのかもしれません。

とは言いましても、携帯事業は楽天グループの得意分野であることはホロスコープにハッキリ出ていますので、これから挽回できる可能性は捨てきれません。

改めて同社のホロスコープを見てみますと、極端なまでの着実性と目標実現能力に特化しており、大きな失敗をしないであろう企業としての頼もしさを感じる星配置です。

また、強力な先進性と社交性に幸運を持ったホロスコープなので、多くの人に愛される企業であり、時代の先頭に立って活躍する企業であることが分かります。

それだけに多くの人に疑問を持たれるようなサービスであったり、先進性を感じない企業活動をしていると、楽天グループの強みを台無しにする行為になるとも言えます。

今はまだ楽天グループが巨額の赤字を出していることをエンドユーザーのほとんどはまだ認知していないでしょうが、楽天グループが危ないかもと言う情報がユーザーに広まってしまうと、問題が大事になる可能性がありますので、早い段階での対策が必要ではないかと感じます。

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