こんにちは、柳川隆洸です。
新月のタイミングに合わせて毎月1回、「ビジネス×占星術」の内容で連載をしています。西洋占星術では1ヶ月の始まりを新月としており、新月の星配置を見ることで1ヶ月の社会的傾向を知ることができます。
まずは先月5 月1日の新月から1ヶ月の振り返りをしたいと思います。
前回の記事で、5月は1ヶ月を通して不安定な状況が続くとお伝えしていました。その影響は主に金融関係で顕著に表れており、リーマンショック時の暴落を彷彿とさせるような米国株式の下落が特徴的であり、現在もまだ持ち直していません。
予想していた5月5日頃の新しい出来事は表向きにはロシアの事態を好転させるようなイベントは発生しませんでした。それどころか核使用を示唆する発言があり、世界中が一時震撼するという、悪い形で出てしまったようです。
また日本では水星逆行の影響からか、4630万円を誤送金するという問題が発生し一時物議をかもしました。
そんな状況での6月(5月末)新月からの星の影響を見てみましょう。
新月は5月30日20:30です。
新月のタイミングは5月ですが6月の1ヶ月の傾向としてとらえて見ることができます。
コミュニケーションエラーやケアレスミスを意味する水星逆行が6月3日で終え、ホッとひと安心と思うのもつかの間、6月5日からは土星が逆行を始めます。
土星は社会秩序を意味しますが、それが逆行を始めると社会全体で猜疑心的な感情が生まれやすく、社会に対しての不信感が強まりやすいです。
また、これまでの社会秩序を全く別の提案で塗り替えようとする動きも出てくるかもしれません。
社会の動きとしては不安定な状況はまだまだ続きそうで、土星の逆行は10月22日までと長期間です。
あと、今月不安な点があるとすれば、6月10日から始まる太陽に対する海王星の影響で、このような天体配置でよくあるのが、権力者のスキャンダルや重大なミス、また行き過ぎた行動や発言が発生しやすくなります。
また6月24日からは7月初頭にかけて強制的かつ攻撃的なイベントが発生しやすい傾向があり、まだまだ気を抜くことは出来ない状況です。この間、交通事故などにも気をつけましょう。
ポジティブな面としては6月中旬頃から金融関係の回復が期待できそうで、6月末まで続きますが、どの程度ポジティブに転換するかが見ものです。
この影響は企業にとっての資金繰り等にもポジティブに働きやすく、売上増を期待できそうです。