こんにちは、柳川隆洸です。
新月のタイミングに合わせて毎月1回、「ビジネス×占星術」の内容で連載をしています。西洋占星術では1ヶ月の始まりを新月としており、新月の星配置を見ることで1ヶ月の社会的傾向を知ることができます。
まずは先月5月20日の新月から1ヶ月の振り返りをしたいと思います。
前回の記事で、拡大天体の木星が牡牛座に入ったことで、金融関係にまつわることでの社会の大きな変化が起きやすい時期とお伝えしていました。
この記事を書いている6月10日時点では、日経平均は30年ぶりの高値を更新し、またNASDAQなどの米国株も続伸しています。
ただ、6月11日頃から冥王星が逆行を始め山羊座に入ります。
山羊座は経済を意味し、冥王星は根底から覆す影響を発揮することから、株価の続伸もどこかでストップする可能性は引き続き注視しておく必要があるでしょう。
高騰している状態からの反転は6月16日から19日頃がひとつの転換点となる可能性があります。
そんな状況での7月(6月末)新月からの星の影響を見てみましょう。
新月は6月18日13時36分です。
これからの1ヶ月は、指導者やリーダーにとっては疑惑を持たれやすい時期であり、そんな指導者に対し反発心が強まる時期になりそうです。
新月のタイミングで、妄想や空想を意味する海王星がリーダーシップを意味する太陽に厳しい配置となります。これまで隠蔽していたことが明るみに出たり、事実とは違う疑惑を持たれ誠実さを問われたり等の影響が出やすくなるのです。また詐欺的な行為が目立ってくる可能性もあります。
これらの影響は6月末までが色濃く出やすいので注視しておいてください。
そして、これまで抑圧されてきた人達からの反発やデモ、ストライキなどの問題も噴出しやすく、時にはテロや戦争などの暴力的な展開が起きる可能性も懸念されます。
この問題が表面化すると両者一歩も引かないような強引さと強情さが目立つはずで、状況が悪化しやすくなります。
この影響は7月中旬頃まで続きますので、他者からの反発があったときに上手く収めるよう、危機回避能力に重点を置くのが賢明でしょう。
また先述の通り冥王星も社会を意味する山羊座に逆行したことから、これまでの経済の方向性が変わる可能性も懸念されます。
税制や金利の見直し、大企業の突然の破綻など予想していなかった事態が起きやすくなります。
このように少々不安定で暴力的な星配置が続く1ヶ月になりそうですし、これらの影響は社会だけでなく私たち個人にも影響がしやすいです。
特に詐欺や暴力的なことからは距離を置くよう意識をし、警戒心を強めに過ごして頂くことをオススメします。また、このような星配置の時は水害に関する天災も起きやすいので、注意しておいてください。