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「仮想通貨」業界の混乱は終盤に SBIがみなし業者を支援​

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ラストルーツのホームページより

仮想通貨業界の混乱は終盤に

「こばんちゃんねる」は、動画広告が完全視聴された場合、視聴者(見込み顧客)にc0banを付与する成果報酬型広告プラットフォーム。2018年7月には「こばんちゃんねる」での月間c0ban付与回数が500万回を突破した。

ラストルーツの小林慎和社長は同社のホームページで公表したコメントで「こばんちゃんねる」の拡大、仮想通貨c0banの海外での上場について「まだ道半ば」としつつも、今回のSBIホールディングスの支援により、仮想通貨交換業者としての登録に自信を示した。

みなし業者3社のうち2社の登録にめどがたったことから、コインチェックのネム不正流出事件による業界の混乱は終盤を迎えることになりそうだ。

一方、ラストルーツの支援に乗り出したSBIホールディングスは、これまでも仮想通貨関連事業に力を入れてきた。

仮想通貨とICO(イニシャル コイン オファリング=新規仮想通貨公開)の格付け事業を行っているグループ会社のモーニングスター<4765>は、米国の最大手の仮想通貨メディアCoinDeskと提携し、CoinDeskが配信する仮想通貨やブロックチェーンなどのニュースを日本語に翻訳して発信している。 

ICO関連では、ICOコンサルティング事業を展開する米国のT1R社に20%出資した。このほか仮想通貨の派生商品を手がける米国のBCause社にも40%を出資。仮想通貨の保管場所であるウォレット事業を展開する台湾のCoolBitX社にも40%を出資した。

仮想通貨交換業務についてはグループ会社のSBIバーチャル・カレンシーズが2018年6月にサービスを始めた。SBIホールディングスの北尾吉孝社長は「どうして仮想通貨がこれからダメになると思うのか。どう考えてもその可能性はないと思っている」と語っており、今後も仮想通貨事業の拡大路線に変更はなさそうだ。

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文:M&A Online編集部

M&A Online編集部

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