【出光・昭和シェル統合】「合併」避け「親子関係」を選んだ理由は

※この記事は公開から1年以上経っています。
alt
出光興産本社(東京・丸の内)

出光興産<5019>と昭和シェル石油<5002>の経営統合が基本合意から3年を経て、ようやく実現する見通しになった。両社は10日、2019年4月1日に経営統合することを決定したと発表した。ただ、その方法は当初想定されていた合併ではない。出光が昭和シェルの発行済み株式のすべてを株式交換で取得し、完全子会社化する内容。統合に際し、「対等の精神」を強調する両社だが、なぜ、親子関係を選択し、合併が避けられたのか?

統合スキーム株式交換による完全子会社化

M&Aの手法には合併株式譲渡事業譲渡会社分割株式交換株式移転などがある...

この記事は会員専用です。
無料会員に登録して、今すぐ続きをチェックしよう!
会員登録をする(無料)

NEXT STORY

アクセスランキング

【総合】よく読まれている記事ベスト5