SBIホールディングス＜8473＞、銀行プラットフォーム運営のドイツSolarisを子会社化

SBIホールディングスは、運営するファンドなどを通じて2017年からドイツSolaris SE（ベルリン）に投資しており、今回持ち株比率を現在の8.9％から最大86.7％に高め、欧州市場の事業展開を加速するのが狙い。Solarisは2015年設立で、企業がサービスの中に銀行機能を取り込める「エンベデッド・ファイナンス」の技術プラットフォームを持つフィンテック企業。取得価額は最大約113億円。取得予定は2025年2～3月。

SBIホールディングスは子会社のSBI Ventures Two（東京都港区）を通じて、2025年2月以降にSolarisが実施する第三者割当増資を引き受けるとともに、既存株主から株式も取得する予定。Solarisの直近業績は売上高179億円、純資産116億円。