SBIホールディングス＜8473＞、銀行プラットフォーム運営の独Solaris SEを子会社化

エンベデッド・ファイナンスを提供する技術プラットフォームや欧州における銀行免許、強固なパートナーシップを持つ、銀行プラットフォーム会社の独Solaris SE（ベルリン。売上高1億1056万ユーロ、営業利益非公表、純資産7150万ユーロ）を子会社化することで、シナジー効果を最大限に発揮し、双方の企業価値を一層高めるのが狙い。取得価額は最大7002万2786.40ユーロ（約113億4555万円）。取得予定日は2025年2月から同3月。

SBIは2017年から運営するファンドと子会社を通じてSolaris SEへ投資しており、現在8.9％の株式を保有している。子会社のSBI Ventures Two（東京都港区）を通じて、最大で86.7%の株式取得を目指す。

エンベデッド・ファイナンスは一般ユーザーが自ら金融機関にアクセスせずに、普段利用している非金融事業者の提供するサービスから利用できる金融サービス。