ネットやSNSで「業務スーパーのPB商品を使ったレシピ」が大きな話題になり、口コミで飛ぶように売れる状況が続いている。ハナマサ太公は「こだわり生フランク」、菊川は「菊川の鬼ころし」、朝びき若鶏は「上州高原どり」などのヒットPB商品を生み出した。
実はこうしたM&Aの対象となったのは、経営不振の中小企業。だから買収金額は安い。2008年3月以降に発表された12件の買収案件のうち、最高額は菊川の5000万円。買収当時の同社の純資産は△3億7500万円の債務超過状態だった...
近代ニッポンにおける資本主義の父と呼ばれる渋沢栄一(1840~1931)。生涯に500余りの企業・団体の設立にかかわったとされ、その1つが渋沢倉庫だ。現在、全国に3900社近くある上場企業のうち、「渋沢」の名を冠した唯一の企業でもある。
横浜ゴムは国内3位、世界8位のタイヤメーカーだ。とはいえ国内首位のブリヂストンとは売上高で5倍以上の開きがある。半ば装置産業であるタイヤ製造ではスケールメリットが物を言う。巨大なライバルとどう戦うのか?そこでチャレンジしたのがM&Aである。
平和が2011年にゴルフ場運営会社のPGMホールディングス(現パシフィックゴルフマネージメント)を子会社化したあと、12件(16ゴルフ場)のゴルフ場の取得を発表した。今後もこのペースは維持できるのだろうか。
JSRは最先端の半導体製造に用いるEUV(極端紫外線)用フォトレジスト(感光材)メーカーの米国インプリア完全子会社化する。4カ年の中期経営計画に沿った決断だ。4年後はどのような姿になっているのだろうか。