ヤマト運輸が6月1日以降、関東から中・四国地方など一部地域向けの宅配サービスの配達日を1日遅らせる。主にドライバー不足でこれまで通りの日数では配達できないケースが懸念されるからだ。だが、この問題は「配達日数の延長」だけで済むのだろうか?
毎日新聞が6月から購読料を引き上げる。値上げは約2年ぶり。三大紙では5月の朝日新聞に次ぐ。読売新聞は3月末、購読料据え置きを宣言済み。前回の値上げでは読売が先行し、朝日、毎日が追随するまでに2年半を要したが、今回は2カ月足らずで出そろった。
朝日新聞が5月1日から月ぎめ購読料を引き上げる。値上げはほぼ2年ぶり。前回の値上げ局面では読売新聞が先行し、朝日新聞、毎日新聞が追随するまでに2年半のタイムラグがあった。それが今回は朝日が先んじる。一方、読売は早々に値上げ凍結を宣言した。
街角経済学では、我々の生活に身近な物価とは何か、そして物価が上がることは、皆さんの生活にとって良いことなのか(悪いことなのか)を改めて考えてみたいと思います。
ハンバーガーチェンの日本マクドナルドホールディングスは、2022年3月、同年7月、2023年1月とこの1年間に3度の値上げを実施した。モスフードサービスは2023年3月24日に、この1年間では2022年7月に続く2回目の値上げに踏み切る。
2月3日の節分の日に食べると、福を巻き込むといわれる恵方巻に値上げの波が押し寄せている。材料となる玉子焼きや海苔、かんぴょう、穴子、まぐろなどの価格がいずれも上昇しているためだ。
2022年に全国のスーパーで買い物をした人の支払い額が前年比2%減少した。値上げに伴う支払の平均単価が4%上がったのを、購入品数を6%減らすことで、総支出を抑えた格好だ。
動画配信サービスに「冬の時代」がやって来た。国内動画配信大手のGYAO!(東京都千代田区)が、2023年3月末で全サービスを終了すると発表したのだ。同社のような「老舗」すら立ち行かなくなるほど、動画配信ビジネスは苦境に立たされている。
2023年も食品の値上げが続く。2万822品目(平均値上げ率14%)という記録的な値上げラッシュとなった2022年に引き続き、2023年も1-4月の間に7152品目の値上げが計画されている。
原材料価格やエネルギー価格の高騰の影響が、クリスマスケーキにも現れてきた。帝国データバンクの調査によると、クリスマスケーキの平均価格が昨年の3800円台から今年は4000円台に200円アップする。
飲食業界の「コロナ破綻」が勢いを増してきた。11月22日時点で新型コロナ関連による負債1000万円以上の経営破綻件数が全国で累計4530件に達した。このうち最多は飲食業で711件と全体の15.7%。飲食店の大量倒産時代が目前に迫っている。
2022年11月7日から13日の日次集計データで最も売れたスマートフォン(スマホ)は2021年9月に発売された米アップルの「iPhone 13」だったという。最新モデルの「iPhone14」を差し置いて、なぜ今ごろベストセラーモデルなのか?
ゴルフのプレーフィの上昇傾向が鮮明になってきた。平和の2023年3月期第2四半期の決算によると、「高まるゴルフプレー需要に応じた価格設定により、プレーフィが上昇している」という。
一皿110円の商品を120円にアップしたスシローは、既存店の売上高、来店客数が20%前後の落ち込みになったのに対し、一部値下げのくら寿司や、価格据え置きの元気寿司は好調。
アップルが発表したタブレット端末の最廉価モデル「iPad」の価格を前モデルから38%も値上げした。同時に現行「iPad Air」と「iPad mini」も値上げされている。そうなると気になるのは最もユーザーが多い「iPhone」の値上げだ。
値上げラッシュが続く中、実質値引きに踏み切る企業が現れてきた。値上げするグループ、価格を維持するグループ、そして今回のように価格を引き下げるグループが入り乱れての販売合戦の様相だが、果たして消費者の支持を得るのは…。
値上げの外食企業数が今春の4倍に。平均の値上げ額は50円-。帝国データバンクが上場外食主要100社を対象に2022年の価格改定計画(値上げ、実施済み含む)を調べたところ、こんな結果がでた。
10月1日に吉野家は牛丼を20円値上げする。同日にすき家は、牛丼やカレー、うな丼などが70円引きになるスキパスを販売する。値上げと値引きという真逆の選択をした牛丼大手2社の10月の業績は、どのような数字になるだろうか。
2022年10月1日に、回転ずしチェーンの「スシロー」と「くら寿司」がそろって値上げする。ビールも「アサヒビール」「キリンビール」「サッポロビール」「サントリー」の大手4社が一斉値上げに踏み切る。
米アップルは10月5日から「iPhoneシリーズ」や「iPadシリーズ」などで利用するアプリケーションソフトの価格を一律で値上げすると発表した。為替安に伴う措置で、対ドルで通貨安になった円やユーロによる決済が対象だ。そうなると気になるのは、来月に発売される「iPad pro」シリーズの価格だ。
回転ずしチェーンを運営する、くら寿司が、すしネタの仕入れで、奇策を繰り出した。同社は2022年9月16日に、キャベツで養殖した「ニザダイ」の販売を全国の店舗で始めた。商品名はキャベツニザダイだ。
2022年8月、9月に2カ月連続で2400品目を超えていた飲料、食品の値上げが、10月には約2.5倍の6500品目を超えることが分かった。帝国データバンクが、上場する主要飲料、食品メーカー105社を対象に実施した価格改定動向調査で明らかになった。
今年も新型「iPhone」の発表が近づいてきた。日本時間の8日未明に開くアップルイベントで大幅に進化した新型「iPhone14シリーズ」がお披露目される。果たして「14シリーズ」では、恒例となっている発売直後の「争奪戦」が起こるのだろうか。
全世界を襲っている物価高騰が、今秋いよいよ日本に「本格上陸」する。すでに輸入品や食料品では始まっている値上げが、ついに国産の工業製品やサービスにまで広がるのだ。円安で国内市場は原材料や燃料などの輸入品が割高となり、価格の高騰を招いている。
飲料・食品業界で2社に1社が、2022年8月以降に値上げを予定していることが分かった。すでに実施した企業を含めると実に9割近くに達する。そんな中、あえて値下げに踏み切る飲食企業もある。果たして消費者の反応は?