日鉄訴訟は「サプライヤーが折れるはず」と甘くみたトヨタの失敗

※この記事は公開から1年以上経っています。
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トヨタは状況を読み誤った(Photo By Reuters)

「下請け」扱いでは、思わぬしっぺ返しも

一方、もはや系列の庇護(ひご)を受けられないサプライヤーの意識は、当然ながら「ビジネスライク」に変わりつつある。それでもサプライヤーが納入先の言い分に従っているのは「顧客に対する配慮」に過ぎない。ホテルや飲食店で客に多少のわがままを言われても、「その程度のことなら」と融通をきかせるのと同じだ。

だからサプライヤーが「あまりに不利になるようなら、はっきりNOを突きつける」のも当然なのだ...

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