クラブ選びもデジタル化 自分にピッタリのクラブに出会えるゴルフクラブフィッティングサービスとは?

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写真はイメージです

ネットサービス支援事業を手がけるINCLUSIVE<7078>は2021年10月中に、大蔵ゴルフスタジオを運営するOGS(東京都世田谷区)を買収し、ゴルフクラブフィッティングサービス事業に乗り出す。

ゴルフクラブフィッティングサービスは、シャフトやヘッドの性能を理解したうえで、顧客とのコミュニケーションを通じて最適なクラブの提案を行うサービスで、事業の拡大には優秀なフィッター人材が必要となる。

INCLUSIVEはOGS買収後に、シャフトやヘッドの性能をデータベース化し、顧客の試打データから最適なシャフトやヘッドを選択できるシステムを開発し、同システムを活用した多店舗展開を進めるとともに、同システム自体の販売などにも取り組むという。

現在、大蔵ゴルフスタジオがフィッティングサービスを提供しているのは、プロ、アマチュアを合わせて年間2000人ほど。今後、フィッティングサービスのデジタル対応店舗が増えれば、自分にピッタリのクラブに出会えるチャンスが巡ってきそうだ。

市場を開拓しトップシェアに

INCLUSIVEは、ゴルフクラブフィッティングサービスのデジタルシステムを開発後に、大蔵ゴルフスタジオをフランチャイズ展開するとともに、同システムをクラウドでも提供する。

合わせて、利用感などの口コミ情報や試打の情報を集め、フィッターと顧客のコミュニケーションを支援する仕組みや、同情報をゴルフ用品メーカーにマーケティングデータとして提供する事業も展開する。

さらにレッスンプロなど、新たにゴルフフィッティング市場に参入する人を対象に、事業立ち上げに必要なノウハウや、立ち上げ資金を提供するサービスなども検討する。

日本でフィッティングサービスを利用するゴルファーはまだ少なく、市場開拓の余地が大きい。このためINCLUSIVEでは、OGSが持つクラブフィッティング業界での知名度を活用することで、ゴルフクラブフィッティングサービスを普及させ、トップシェア獲得を目指す。

INCLUSIVEは、出版社やテレビ局などを中心に、ネットサービスの戦略立案から、サービスの運営、収益化までを幅広く支援しており、広告ネットワークの運用や、アプリの開発なども手がけている。

コロナ禍の中、感染のリスクが低いスポーツとしてゴルフに関心が集まっており、新たにゴルフを始める若い世代が増えつつあると言わる。こうした状況に応じて、初心者を対象にしたゴルフ用品販売店などが誕生しており、INCLUSIVEのような他業界からの参入も今後、増加する可能性は高そうだ。

文:M&A Online編集部

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