公開日付:2021.05.26
上場廃止予定のオンキヨーホームエンターテイメント(株)(TSR企業コード:576419524、大阪府、ジャスダック、以下オンキヨー)は5月26日、協議が遅れていた主力のホームAV事業をシャープと米国企業が設立する新会社に譲渡する契約を締結したと発表した。譲渡価格は33億2300万円で、大半を遅延していた営業債務の支払いに充てる。
オンキヨーによると、「このまま自らの力のみで事業運営を続けていくことはもはや困難で、このまま法的整理手続等に移行することは避けなければならず、本事業譲渡が唯一の方策」としている。
オンキヨーは、資金繰りの悪化から2021年3月末時点で48億5200万円の営業債務の支払いが遅延していた。遅延債務を今回の譲渡により得られた金額で単純に差し引くと15億2900万円の遅延債務が残る。協業先やスポンサーの選定、スリム化によるコスト削減で事業再建を目指しているが、綱渡りの資金繰りが当面続きそうだ。
米国の製薬会社ジョンソン・エンド・ジョンソンが2021年5月24日に、1回の接種で済む新型コロナウイルスワクチンの製造販売承認を厚生労働省に申請した。どのようなワクチンなのか。
FOOD & LIFE COMPANIES、松屋フーズホールディングス、安楽亭が相次いでコラボに乗り出した。いずれも他社と連携することで集客や販売アップにつなげるのが狙いだ。
日本政府が2021年前半に5000万回分を調達する予定の、米バイオ企業・モデルナ(マサチューセッツ州 )製の新型コロナウイルス用ワクチンが2021年5月にも承認される見通しとなった。