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[中止]オンキヨー<6628>、ホームAV事業を米サウンド・ユナイテッドに譲渡

2019/05/21

オンキヨーは21日、米国の有力音響機器メーカー、サウンド・ユナイテッド(カリフォルニア州)とその持ち株会社にスピーカーやアンプなどのホームAV事業を売却することで合意したと発表した。ホームAV事業は売上高の約7割を占めるが、2018年3月期まで5期連続で最終赤字が続き、経営再建のために主力事業を手放す。売却金額は7500万ドル(約81億7500万円)。今後はヘッドホンなどのデジタルライフ事業とOEM(相手先ブランド生産)事業の2部門に経営資源を集中させる。

売却するのは傘下のオンキヨー&パイオニア(東京都墨田区。売上高256億円、営業利益△2億2800万円、純資産△19億7000万円)、オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパン(同。売上高97億4000万円、営業利益△11億円、純資産△10億3000万円)、マレーシアONKYO ASIA ELECTORONICS SDN.BHD.(売上高49億2000万円、営業利益1億6200万円、純資産11億8000万円)の3連結子会社。また、中国と香港の販売子会社の一部事業も売却する。

6月21日の株主総会での決議を経て、7月1日に対象子会社の株式と一部事業を譲渡する。

ホームAV事業譲渡後も、オンキヨーブランドは所有し、ライセンス供与や事業継続の詳細手続きについて契約を結ぶ。

オンキヨーは2015年に、パイオニアとホームAV事業の統合会社を設立した。しかし、売上高が年々減り、構造的な赤字に陥っていた。

追記事項

2019-10-04

両社ともに譲渡に向けた条件の達成が難航し、有効期限である11月30日までに譲渡が完了するめどが立たなくなったことから中止を決定した。

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