2022年の小売業のM&Aでは、セブン&アイ・ホールディングス(HD)による百貨店事業の売却がニュースをほぼ独り占めする形となった。セブン&アイは11月、傘下の「そごう・西武」(東京都豊島区)を米投資ファンドのフォートレス・インベストメント・グループに2023年2月に売却すると発表した。売却金額は企業価値2500億円をベースに有利子負債などを調整したうえで確定するが、2000億円超とみられている...
2022年第3四半期(1-9月期)の日本企業が関与するM&A公表案件は、総額11.4兆円と、前年同期比27.1%減少し、2014年以来の低水準となった。リフィニティブが集計した。
経済危機による政情不安が続くスリランカ。帝国データバンクによると、日本からの進出企業は180社(7月時点)を数える。こうした中、日本企業とのM&A取引は一体、どの程度あるのだろうか。