海外案件でトップは栗田工業。米と英の水処理薬品メーカー2社(いずれも社名はアビスタ・テクノロジーズ)を約94億円で子会社化したと発表した。水中の微細な汚れを取り除く逆浸透(RO)膜向けの各種薬品を製造する。栗田工業は3月末、約300億円を投じて米国の水処理薬品・装置メーカー、グローバル・ウオーター・サービス・ホールディングを傘下に収めたばかり。
一方、売却案件ではオンキヨーの案件が最も大きかった...
調剤薬局業界では「業界全体のM&A動向」が「個別の薬局経営」に大きな影響を与えている。きっかけは平成30年度の診療報酬改定(85%ルール)によるもので、大手の収益力が大きく制限された。