海外案件でトップは栗田工業。米と英の水処理薬品メーカー2社(いずれも社名はアビスタ・テクノロジーズ)を約94億円で子会社化したと発表した。水中の微細な汚れを取り除く逆浸透(RO)膜向けの各種薬品を製造する。栗田工業は3月末、約300億円を投じて米国の水処理薬品・装置メーカー、グローバル・ウオーター・サービス・ホールディングを傘下に収めたばかり。
一方、売却案件ではオンキヨーの案件が最も大きかった...
2019年第1四半期(1~3月期)のTOBは15件で、前年同期(8件)のほぼ2倍となった。なかでもTOBを通じたMBO(経営陣が参加する買収)は4件と、前年の年間3件をすでに上回った。