栗田工業は子会社のKurita America Holdings Inc.(米デラウェア州)とKurita Europe GmbH(ドイツ)を通じて、水処理薬品の製造・販売を手がけるAvista Technologies, Inc.(米カリフォルニア州、以下A-US。売上高2300万ドル=約25億8000万円、営業利益、純資産は非公表)および Avista Technologies (UK) Ltd.(英国、以下A-UK。売上高445万ポンド=約6億3300万円、営業利益、純資産は非公表)を完全子会社化することを決議した。

A-USは水処理装置の構成機器の一つRO膜(逆浸透膜)向けの水処理薬品「RO薬品」に特化し、多品種のRO薬品を製造・販売しているほか、RO膜洗浄などのサービスを手がけている。A-UKは、A-USからのライセンス提供により欧州・中東・アフリカにおいて同様の事業を展開している。

A-USのRO薬品と栗田工業が保有する同薬品を合わせることにより、商品ラインナップを拡充し、幅広い商品提案をすることで同薬品の拡販を推進するとともに、お互いが保有する技術・ノウハウを共有しRO膜関連サービスの強化を狙う。

取得価額は両社で8180万ドル(約92億円)、アドバイザリー費用は約2億3000万円。取得予定日は2019年5月15日。