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海外M&Aに異変! 日本企業が買い手の「アウトバウンド型」が大失速

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2022年上期…海外M&Aの主役を務めたソニーグループと日立物流(いずれも都内の本社前)

日本企業の海外M&Aに異変が起きている。2022年もほぼ前半戦を終えたが、日本企業が買い手となるアウトバウンド型取引はここまで35件(適時開示ベース、6月24日時点)と前年を3割下回る。一方、外国企業が買い手となるインバウンド型取引は32件と前年並みで、アウトバウンド型と僅差で並ぶ。昨年まで日本企業による買収が圧倒的に優勢だったが、今年は形勢が逆転しかねない状況なのだ。

ウクライナ危機による地政学リスクの高まりや急激な円高が足かせになり、日本企業の海外M&A投資に急ブレーキがかかっている。また、過度な円安の定着は今後、「日本買い」を招くリスクをはらむ...

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