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メディア買収の野望|編集部おすすめの1冊
2019-03-31
実在するメディア王、マクスウェル氏とマードック氏をモデルにしたスリリングなM&A小説だ。物語はマクスウェル氏がモデルとなったアームストロングの自殺で始まり、マードック氏がモデルとなったタウンゼントがライバルの死を知るシーンで終わる。
[26日 ロイター] - 米誌フォーブス発行元のメディア大手フォーブス・メディアは26日、特別目的買収会社(SPAC)との合併を通じてニューヨーク証券取引所に上場すると発表した。合併後の時価総額は6億3000万ドルとなる見通し。
SPACは香港拠点のマグナム・オパス・アクイジション。著名投資家スティーブ・コーエン氏のヘッジファンド、ポイント72で最高経営責任者(CEO)を務めたジャナサン・リン氏が手掛ける。
フォーブスのマイク・フェデールCEOは、メディア収入への依存を減らし、消費者向け商品への投資を加速させると語った。
同社は印刷メディアの収入が減る中、ライブイベントを強化。ブランド力と読者層を生かして、教育や電子商取引などの分野で消費者向けの商品を構築している。2020年の売上高は1億6300万ドルで、今年は1億9300万ドルへの増収を見込む。
実在するメディア王、マクスウェル氏とマードック氏をモデルにしたスリリングなM&A小説だ。物語はマクスウェル氏がモデルとなったアームストロングの自殺で始まり、マードック氏がモデルとなったタウンゼントがライバルの死を知るシーンで終わる。