[ロンドン 20日 ロイター] - 英競争・市場庁(CMA)は20日、米半導体大手エヌビディアによる英半導体設計企業アーム買収について、競争を阻害し競合企業の弱体化につながる可能性があるとの見解を示した。
CMAは、アーム買収に伴いデータセンターやIoT(モノのインターネット)、自動車、ゲームなど大規模なセクターで競争が低下する可能性があると指摘。「エヌビディアがアームを支配することでエヌビディアの競合企業が重要な技術へのアクセスを制限されるという深刻な問題を引き起こし、最終的に多くの重要な成長市場のイノベーションが阻害される可能性がある」とした...
中国企業のM&A戦略を紹介するシリーズ。今回は、2016年、ドイツの製造業革新プロジェクトを主導した工作機械大手クーカを買収した中国の家電大手、美的集団(マイディア・グループ)を取り上げる。