のれんの減損は目に見えないだけに厄介だ。建物の一部が損壊した場合などに価値が減少した部分を損失に計上するケースであれば感覚的にも理解しやすい。しかし、のれん自体が形のない資産であることに加え、減損の原因には収益性の低下など一見して判別できない状況が存在する。そこで、減損会計とはどのようなものなのかについて理解を深めたいと思う...
東芝は取締役会において第三者割当による6,000億円の新株式発行を決議したと公表しました。これにより、東芝は2018年3月末の決算で債務超過を解消し、上場廃止も回避されることが報じられています。なぜ今回の増資が東芝の債務超過を解消することになるのか? そのカラクリについて説明したいと思います。
大企業の減損損失が相次いで話題に。ソニーも映画事業における減損計上をリリースしました。
最近は日本企業も盛んにM&Aを行っている。そのためか、「のれん」という言葉を新聞などでもよく目にすることになった。今日はこの「のれん」について考えてみる。「のれん」とは何か?財務諸表には計上できない、けれども重要な自己創設のれんとはどのようなものだろうか。