2017年11月2日に提出されたJT<2914>の第3四半期報告書(2017年1-9月期)によると、のれんの計上額は1兆7,190万円となっている。純資産が2兆7,280万円であることから、同社の「のれん純資産比率」は63%、2016年12月末からの9か月間でものれん計上額は7.3%増加している。
これほど大きな計上額であるにもかかわらず、預金通帳などに残高が記録されている訳でも、土地や建物のように物理的実態がある訳でもない...
最近よく耳にする「負ののれん」。会計用語にアレルギーを持つ方に向けて、わかりやすく説明します。
IFRSはグローバル企業のもの、日本のドメスティック企業には適していないと思われているが、実はさまざまなメリットがある。専門家ならではの子細な分析が読み解く。