大論争!「のれん」は償却すべきか?

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  長年、店で修行した料理人が独立する際に、同じ屋号での出店が許可されることを「暖簾(のれん)分け」と呼ぶ。店の軒先にかかっている暖簾は、単に屋号が書かれた布ではなく、その店の信用やブランドを表象した価値ある存在といえるだろう。

 M&Aなどに起因して貸借対照表に計上される「のれん」もまた、企業の超過収益力を表すものとして、資産価値を有するという点で変わりはない。ただし、資産として計上された後の会計処理については、のれん償却に賛成派と反対派の立場が存在する...

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