失敗? 成功? 巨額損失を計上したM&A10選(2)
買収時の想定に 反して巨額損失の計上に追い込まれるM&Aは、いつの時代にも少なからず存在する。前回に続き、近年の事例を振り返り、考える契機としたい。
M&A Online
| 2017/5/31
2017.05.31
米原発事業の巨額損失を明らかにした東芝<6502>。2期連続の債務超過による上場廃止を免れるため、稼ぎ頭の半導体メモリー部門売却を発表した。
東芝は、9月13日の取締役会で日米韓連合に売却する決断をするとみられていた。同日、東芝は、改めて日米韓連合と9月中の契約締結に向けて交渉を本格化する旨の覚書を結んだと発表したが、米ウエスタンデジタル(WD)は強く反発しており、売却に向けて混迷している...
買収時の想定に 反して巨額損失の計上に追い込まれるM&Aは、いつの時代にも少なからず存在する。前回に続き、近年の事例を振り返り、考える契機としたい。
経営再建中の東芝は、子会社のウエスチングハウスが買収した米原子力事業で発生する減損損失が数千億円規模になる見込みであると公表し、話題になっています。