【住友ゴム工業】ダンロップブランドの「盟主」が新たなM&Aに
住友ゴム工業にとって2018年、2019年は節目の年となる。「ダンロップブランドの盟主」を目指してきたこれまでとは違ったM&Aが実現しそうだ。
その「目玉」は、ウエアラブル端末事業の強化だ。2017年5月1日に設立した「エンハンラボ」が開発に取り組んでいる眼鏡型ウエアラブル端末「b.g.(ビージー)」の量産を始める。眼鏡型ウエアラブル端末はバーチャルリアリティ(VR、仮想現実)やオーグメンテッド・リアリティ(AR、拡張現実)用の端末として、「ポスト・スマートフォン」の最有力候補といわれている。しかし、米グーグルですら一般向けの市販を断念した難物だ。商用化には最先端の研究開発に取り組む企業との事業提携が必須となる...
住友ゴム工業にとって2018年、2019年は節目の年となる。「ダンロップブランドの盟主」を目指してきたこれまでとは違ったM&Aが実現しそうだ。