着々と進む「カジノシフト」

同年にはセガサミークリエイションと同社子会社のSega Sammy Creation USA INC.が、カジノ都市ラスベガスがある米ネバダ州でゲーミング機器製造・販売ライセンスを取得するなど、カジノ関連事業に向けて着々と準備を進めている。

こうしたカジノ・IRシフトに伴い、ノンコア事業の売却にも踏み込む。2014年6月、アミューズメント施設などの設計施工一貫体制に強みを持つサミーデザイン(売上高49億4000万円、営業利益1億5900万円、純資産7億9300万円)をインターライフホールディングス<1418>に売却した。

2015年12月にはインデックス(東京都、売上高23億円)からデジタルゲーム事業などを切り出した上で、全株式を澤田ホールディングス<8699>に売却した。インデックスのコンテンツ&ソリューション事業を譲り受ける澤田ホールディングスは、スマートフォンの普及に伴う成長に期待する。

2017年1月には「ジョイポリス」などの屋内テーマパークの運営・開発を手がけるセガ・ライブクリエイション(売上60億円、営業利益△3億円、総資産14億円)の株式の大半を中国のChina Theme Park Limitedに6億円で売却した。

屋内テーマパークとして人気を集めた「ジョイポリス」を運営するセガ・ライブクリエイションも売却(同社ホームページより)

これによりセガサミーのセガ・ライブクリエイションに対する議決権所有割合は14.9%となり、 同社とその子会社は連結子会社から除外された。China Theme Park Limitedはセガサミーが「上海ジョイポリス」のライセンスを供与するChina Animationグループの企業だ。

パチスロからゲームへ、そしてカジノを含むIRと、M&Aで事業を拡大しているセガサミー。次のターゲットはどこになるのだろうか?