【アメリカ西海岸リサーチその1】
ストア側からのデジタル化が進むアメリカ
amazon books、 amazon go 、そしてNikeが実現しようとしていること

8月末にアメリカ西海岸にリサーチに出掛けました。行き先はロサンゼルス、シアトル、ポートランド・・・ 目的はAmazonがオンラインから流通革新を進め、小売業界の中でシェアを拡大しているアメリカの店頭で何が起こっているのか、いずれは日本にやってくるであろう潮流を感じとるためでした。

レポートの第1回目はオンラインの覇者Amazonがリアル店舗を持つことによってオンラインを活用したリアル店舗の改革を行ったamazon books と amazon go そしてスポーツシューズの Nike の店舗でのデジタル活用からお話をさせていただきますね。

amazon books

まずamazon booksから

amazon books
amazon books (c)齊藤孝浩

これは世界最大級のオンライン書店から世界最大級のオンラインショッピングモールになったアマゾンドットコムがオンライン書店でお買い物をする消費者がリアル店舗でどんな購買行動をするかをAmazonのショッピングアプリを使って補完することを考えた店舗であると感じました。

店内は普通の書店同様カテゴリー別にはなっていますが、Amazonのようにカテゴリー別のベストセラーがわかるのはもちろん、簡単なコメントPOPもついています。この本が好きならこれも好きかも?というAmazon得意の「レコメンド」コーナーもあります。

Amazonショッピングアプリをスマホにダウンロードして店内Wifiにつなげば・・・来店客がその店にいることが認識され、店内在庫が検索できるようになります。もちろん店内に在庫が無いものもアマゾンドットコムから購入可能。

店内にある本を
1.バーコード、
2.棚についているQRコード、
3.商品そのもの、
いずれかをアプリのスキャナーでスキャンすれば・・・
アマゾンドットコムのサイトで商品情報、レビューが読めます。

バーコードではなく商品そのものをスマホのカメラで撮っただけでも検索出来た時は興奮しましたね。

これ実は、本だけでなく Amazonが買収したスーパーマーケット Whole Foods Marketに行った時 店内のワインをこのスキャナーでスキャンしたのですが、そうすると、そのワインを販売しているAmazon.comのページに飛べたので・・・おぉ~おそらくアマゾンは地上で売られている商品をすべてアマゾンドットコムで購入できるようにする魂胆なんだろうな~と驚きました。

購入はオンラインでもレジでも可能 但しレジで購入する場合もprime会員なら会員割引、決済もアプリ内にクレジットカードとヒモつけたQRコードが登録されていれば キャッシュレス クレジットカードレスでストレスフリー決済が完了します。

リアル店舗でオンラインアプリを使うことで在庫検索や決済ができる、オンラインとリアル書店の「いいとこ取り」をすることによって本のお買いものを改善した事例と言えそうです。

次にamazon goです。