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苦渋の「アリナミン」売却 武田薬品の本当の狙いは

※この記事は公開から1年以上経っています。
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武田コンシューマーヘルスケアのホームページより

シャイアー買収前の利益を突破

武田薬品はシャイアー買収のために3兆円を超える借り入れを行っており、この返済のために非中核事業の資産売却を進めてきた。大阪本社などの不動産を保有する子会社の売却などもこの一環だ。

TCHCの売却価格は、TCHCの企業価値2420億円にTCHCの有利子負債などを勘案した上で確定するとしており、現時点では正確な金額は未定だが、TCHCの売却によって資産売却目標額(1兆円程度)に達するものと見られる...

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