新型コロナウイルス「検査ビジネス」新たなプレーヤーが続々
新型コロナウイルス感染症の陰性、陽性を診断する検査ビジネスに新たなプレーヤーの登場が相次いでいる。いつでも手軽に新型コロナウイルスの感染確認ができる日が近づいていそうだ。
~新型コロナによる自動車メーカー工場の操業停止が影響~
(株)イワヰ(TSR企業コード:400240270、法人番号:6180001007913、名古屋市昭和区白金1-3-15、設立1964(昭和39)年3月、資本金4500万円、岩井かほる社長)は7月31日、名古屋地裁に民事再生法の適用を申請し同日、監督命令を受けた。申請代理人は橋本芳則弁護士ほか(金子・中・橋本法律特許事務所、大阪市北区西天満4-3-25、電話06-6364-6411)。監督委員には山田尚武弁護士(弁護士法人しょうぶ法律事務所、名古屋市中村区名駅1-1-1、電話052-561-5550)が選任された。
負債総額は債権者258名に対して47億8361万円。
1926年12月創業。自動車のヘッドレストやドア、マフラーなどの金属プレス加工を手掛けていた。溶接、アッセンブリまで一貫して対応。大手自動車メーカーの1次サプライヤー向けなどに販路を築き、ピークとなる1992年1月期には121億321万円の売上高を計上。2014年1月期までは約100億円の年間売上高で推移し、黒字を維持していた。
しかし、その後は生産拠点の海外移転などを背景に受注が伸び悩み、単価も下落。2015年1月期以降は赤字を散発し、債務超過に陥っていた。2020年1月期の売上高は87億745万円にとどまり、5億1515万円の赤字を計上した。
その後も「新型コロナウイルス」の影響による自動車メーカーの工場の操業停止で受注がさらに低下。資金繰りも限界に達し、今回の措置となった。
新型コロナウイルス感染症の陰性、陽性を診断する検査ビジネスに新たなプレーヤーの登場が相次いでいる。いつでも手軽に新型コロナウイルスの感染確認ができる日が近づいていそうだ。
2021年2月期に2年ぶりに最終赤字に転落する見込みの吉野家ホールディングスが、2年後の2023年2月期に復活の見通しを掲げている。 強気見通しの裏付けとなっている戦略はどのようなものなのか。