書店チェーンを展開する文教堂グループホールディングス(GHD)が上場廃止の猶予期間である8月末を間もなく迎える。
銀行団による債務の株式化や取次最大手の日販グループホールディングスの出資を得て債務超過を解消し、上場廃止の危機をひとまず乗り越えたものの、いぜん窮地が続いている。出版不況に新型コロナウイルス感染拡大が重なり、再建途上の同社にとって経営の先行きは視界不良のままだ...
上場企業が新型コロナウイルスの影響で業績を下方修正した結果、消失した売上高が7兆円を突破した。新型コロナウイルス関連の経営破綻も400件を超えた。