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苦境脱出にあの手この手「オリンパス」が繰り出す秘策とは

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英国医療機器メーカーが生産する大腸内視鏡向け機器(オリンパスのニュースリリースより)

オリンパス<7733>が苦境脱出のため、M&Aや資産売却を積極化させている。 

2020年6月にデジタルカメラなどの映像事業の売却を発表したのに続き、8月に入って米国の治療機器の製造拠点であるノーウォーク工場(オハイオ州)の売却と、英国医療機器メーカーArc Medical Design(リーズ)の買収を相次いで決めた。 

同社が8月5日に発表した2021年3月期第1四半期決算では20億円を超える最終赤字に陥っており、2021年3月期通期については見通しが立たず、第1四半期を終えた時点でも業績予想は未定のままだ...

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