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【三菱商事】資源価格の低迷がM&A戦略を変える

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ホワイトナイトとなり紙・パルプ事業の強化をもくろむ

 近年、三菱商事が関係したM&Aで世間的に話題となったのが、王子製紙が北越製紙に対して敵対的TOB(注1)を仕掛けた案件である。

 当時、ライブドアによるニッポン放送、楽天によるTBSなど、その結果からも敵対的買収は日本の文化に合わないのではと言われ始めていた。そのような世間の雰囲気がある中で、製紙業界最王手の王子製紙が、業界6位の北越製紙に対する敵対的TOBを行ったため、世間の注目度はおのずと高まった...

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