トップ > 調べる・学ぶ > M&A実務 > のれん・減損会計 >失敗? 成功? 巨額損失を計上したM&A10選(2)

失敗? 成功? 巨額損失を計上したM&A10選(2)

※この記事は公開から1年以上経っています。
alt

6.東芝<6502>→米ウェスチングハウス(原子力事業)
06年10月、東芝は三菱重工、GEなど他社に競り勝って6600億円で米ウェスチング(WH)を傘下に収めた。しかし、WHが15年に買収したCB&Iストーン・アンド・ウェブスターの複数の不採算工事を抱え込み、16年3月期には2600億円の減損損失を計上した。ところが、これで事態は収束せず、17年3月、ついにWHが連邦破産法11条(いわゆるチャプター・イレブン)の適用を申請。17年3月期におけるWH関連の損失は総計で1兆3000億円を超える見通しとなっている...

この記事は会員専用です。
無料会員に登録して、今すぐ続きをチェックしよう!
会員登録をする(無料)

NEXT STORY