酒販大手やまやは2023年3月期第1四半期の営業利益が前年同期間比87.7%増の4億800万円となりました。本業での稼ぎを表す営業利益は大幅な増益。一方、カクヤスグループは2023年3月期第1四半期に1億8,600万円の営業損失を計上しています。
スポーツクラブ大手の2021年3月期決算は記録的な業績悪化に見舞われた。コロナ禍で売上高が前年比30%~40%ダウンし、過去最大規模の赤字転落が続出。3度目の緊急事態宣言が延長・継続中であることから、先行きの展望も開けない状況だ。
経営再建中のサマンサタバサジャパンリミテッドは新型コロナの影響や減損損失が響き、最終利益は100億4900万円の赤字と5期連続の最終赤字だった。
帝国ホテルは3月25日、2021年3月期(連結)の当期純利益が148億円の赤字になりそうだと発表した。同時に、約2000億円から2500億円を投じ、三井不動産と共同で帝国ホテル東京の本館やタワー館などを建て替えることも発表した。
新型コロナウイルスの自粛要請により、居酒屋企業は大ダメージを受けました。今後懸念されるのは「のれん」の減損による大規模な特別損失の計上と、それによって債務超過に陥る企業が出てしまう可能性があること。「のれん」の比率が高い居酒屋企業はどの会社でしょうか。
ラーメン店「山岡家」を運営する丸千代山岡家の株価が急上昇中です。2020年1月期第3四半期の営業利益が前年同期比23%増となり、配当予想を14円から16円に引き上げたため。借入金を活用した経営戦略をとっていますが、長く続くのでしょうか?
富士フイルムHホールディングスは米ゼロックスの買収を断念した。ゼロックスが買収合意を破棄して1年半にわたり対立が泥沼化していた。日本企業による海外M&Aの“誤算”は枚挙にいとまがない。過去の主な事例をピックアップする。
M&Aが行われた際に多額ののれんが発生し、その償却費負担や減損損失の適用要否などが決算に大きな影響を与えることがあります。のれんの税務上の処理について概説したいと思います。
M&Aで生じたのれんについて日本では20年以内の期間にわたって償却することになっています。これに対して、IFRS(国際財務報告基準)ではのれんの償却を行いません。その違いは?
連載第3回は、国内企業が海外企業にM&Aを仕掛ける(IN-OUT)の動向について、日本のM&A動向に詳しい早稲田大学の宮島英昭教授にお話を伺った。